パチンコをやめたい人へ,第4回目です.
前回は,パチンコと投資をする共通の目的が「お金」であることについて記しました.
今回記述する共通点は,「熱心に勉強する」という点です.
いやいや,パチンコごとき勉強なんてしたことないよ…と思うかもしれません.
ところが当本人は気が付いていないだけで,お金が絡むこと熱心に学んでいるものです.
・(意外と)勉強熱心な自分の姿
・株を始めるための勉強もそこまで難しくないこと
目次
わたしも含めて勉強が大嫌いな我々ですが,実はよく勉強しているものです.
どんな演出がどれくらいの信頼度なのか,
激熱ゾーンに移行する条件なんかを事細かに調べているのがいい例です.
パチンコをしない人からしたら,「赤保留でキセルは…半々以下かな」と聞いても
もはや呪文なんじゃないかと思うほど,何について話しているのか全く見当が付きません.
パチンカスさんは勉強によって高度なパチンコリテラシーとセンスを習得しているのです.
15年くらい前は「パチンコ必勝ガイド」といった雑誌が主な教材でした.
主もこういった雑誌を月に1~2冊買い,新台や爆発台の情報を漁っていました.
それがネットで十分すぎる情報が手に入るようになり,
アプリでイメトレも出来るようになりました.
近年はYouTubeの実演動画で学べるようになりました.
睡眠や仕事以外の時間をパチ動の激熱シーンを見ながらイメトレが可能となりました.
個人投資家の勉強は,かつては経済新聞,
最近はネットに加えて投資系YouTuberの動画からも
情報を得ることができるようになりました.
情報の入手経路はパチンコととても似ています.
そしてパチンコと同様,睡眠や仕事以外の空いた時間で勉強するのです.
パチンコする人も個人投資家もお金がかかっているので,
貴重な空き時間を惜しみなく勉強に費やすのです.
パチンコの信頼度演出や激熱ゾーン云々に対して,
投資の小難しそうなチャートの勉強とでは敷居が違いすぎる!と思われるかもしれません.
実はどちらも「大当たりする」や
「株価が上がる」かもしれない情報を仕入れているにすぎません.
パチンコや株の勉強では「絶対勝つ」情報を得れませんし,
どちらも「かもしれない」絵空事を学んでいるのです.
個人投資家のイメージと言えば,
統計学を駆使したようなチャートを何時間もにらみ続けている感じではないでしょうか.
このチャートについて数学はもちろん,統計学や幾何学といった
難しい学問を学んだ天才だけが許された運用方法だろうと,
勝手に敷居を上げてしまっているかもしれません.私はそうでした.
確かに統計学的な手法を用いることも多く,
その難しい内容については大学の経済学部で学ぶレベルです.
ところが,普段用いる手法(インジケーター)について,
成り立ちや算出方法を詳細に理解している個人投資家は稀な印象です.
インジケーターの理屈を大雑把に把握して,用いているのがほとんどだと思います.
チャートや手法については,最初に少々学ぶこともありますが,
スロットが4号機から5号機,6号機に移行する際に仕様を学ぶのと同程度の勉強量です.
お金がかかっていれば,私たちは無心に勉強するので大丈夫です!
そして何より投資を始める一歩がとても大切です.
毎日見ているパチ動から投資系YouTuberの動画に変えるだけで,
長期的に大きな資産を築くスタートラインに立てるのです.
一度踏む入れたら,意外に簡単で驚くこと間違いありません.
次回は,「勝ちを誘発できない」という共通点について記述します.