パチンコと投資の共通点③:勝ちを誘発できない

パチンコをやめたい人へ,第5回目です.

私たちはお金が絡むこと対して,熱心に勉強することを前回記述しました.

今回取り上げる共通点は,「勝ちを誘発できない」ことについて記したいと思います.

この記事を読むことで,以下のことがわかります.

・パチンコに攻略法は存在しなく,退屈な戦いが強いられること

・パチンコでは努力が無駄であり,打ち手は不利な条件が強いられていること

誘発打法など存在しない

パチンコは自らの努力で大当たりを誘発しているような気になりますが,
実際はそんなことはありません.

例えばスロットの中段チェリーを誘発する打ち方なんて存在しません
それを必勝法と称して販売する人は間違いなく詐欺師です.

そのため,戦場では大当たりを引くまでひたすら玉を打ち続けるか,
レバーを回して3つのボタンを押すといった単純戦法をとることしかできず,
技量を求められない退屈な戦いを強いられます.

もしそれ以外の戦法をとれば犯罪行為となりますので,
警察のお縄になるでしょう(強制的に大当たりを誘発,すなわちゴト行為).

すなわち,台でどう戦うか作戦を練ることは無意味であり,
それよりも台選びが最も重要となります.

台のデータを見て,
「この台は前日と前々日に爆発しているから今日はさすがに出ないな」といった具合に
統計的に判断するしかないのです.

投資で「絶対に」勝つ方法はない

ここでもパチンコと投資の共通点を見出すことができます.
まず台選びと同様に買う株の銘柄で勝敗が決まります

どう考えても株を購入する際の攻略法など存在しないですね(

また,パチンコ・スロット台のデータを参考にするように,
株の銘柄について統計的な手法を参考にして買うか売るかを判断します.

ポジション(株を購入,もしくは空売りすること)を持ったら,
あとはどんなに神頼みしようが努力しようが無慈悲に価格は上下し,
購入後は何もすることのない「退屈な戦い」であることも同様です.

また,チートな取引すれば警察のお縄になることも同じです(インサイダー取引等).

どうもがいても勝つことを誘発できない

以上のように,パチンコでは台選び,株では銘柄選びが最も重要で,
勝負前には統計的なデータを参考に選定し,
打法や購入方法に技量は求められないため,
自分の力の及ばないところで勝手に結果が出てしまう.
ルール違反に対しては刑法で罰せられるという共通点について記してきました.

パチンコで大金をつぎ込み,長時間頑張って勝負していた挙句,
大敗したことを思い出してみましょう.

遊戯中にできる努力は,多くのお金をつぎ込み,長時間戦うこと以外ありません.
しかし,この努力は儚いことに勝利に結びつくことはありません.

パチンコの遊戯でできる努力が無駄な理由

・長い時間遊戯すること → たくさんお金をつぎ込むこと
・たくさんお金をつぎ込むこと → 店の利益

言い換えれば,勝負する時間を店から買っていると言えます.

そのうえ,営業時間まで存在します!

負けがかさみにかさみ,やっとの思いで大当たりが来たと思ったら,
蛍の光が聞こえてきて,「お客様閉店でございまーす.」と笑顔で店員が話してきます.

ウギャーッ離せー離せ!俺の金を返せ!!
と心で叫びながら,平然を装い帰路に立ったつらい日もあったことと思います.

時間を味方にする!

パチンコでは努力が報われない上に,
営業時間という時間制限まで設けているため,
打ち手は圧倒的に不利(ホールに有利)となります.

仮に本日の花台に座ることができても,
時間が短ければ回収不可能となる可能性もあります.

一方株取引は,有り金以上の取引(レバレッジ)をしなければ,
運用期間は基本的に自分で決められます
投資先の倒産といった大事件がない限り強制決済は起こりません.

長期的な視点でみると世界経済や米国経済はこれまで右肩上がりに成長していて,
人口が増え続けていることから,今後も成長は続くと考えられています.

そのため,世界経済やアメリカ経済指数に連動する株を定期的に積み立てし,
長期保有することで資産は増えていく運用は固い投資と言えます.

それはパチンコで言い換えると,
設定6のような「ほぼ勝てる台」を数年間にわたり座り続け,
気が済むまで打てるみたいなものです.

ほぼ勝てる台が空いていたら,すぐにでも「台移動」したほうが賢明だと思います.

次回は,パチンコも投資もゲーム性に欠けるという共通点について記述します.

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